1.市民団体「鉾田ネバーギブアップかしてつ」との関係について

 

 当会設立メンバー3名は「鉾田ネバーギブアップかしてつ」の会員です。

 募金による鉾田駅跡地及び車両の購入は募金額と鹿島鉄道側の提示金額との間に大きな隔たりがあり、「鉾田ネバーギブアップかしてつ」は、募金による鉾田駅跡地利用計画を断念せざるを得なくなり、鉾田市議会への請願提出による行政主体の跡地利用の実施を目指すこととなりました。

 請願は12月議会の委員会での審議後2月1日現在3月の定例議会での継続審議となっています。

 鉾田駅に留置されていた3両のうちキハ431については「ネバーギブアップかしてつ」が募金による購入を断念した時点で、別に購入を希望されていた個人に売却されることになり、1月下旬に鉾田駅より保管先へと無事搬出されています。

 これにより鹿島鉄道鉾田駅残存車両2両の解体と駅跡地の更地化が年度内にも実施される状況となり、このままでは保存車両による交通公園計画の実施自体が不可能となる恐れがありました。

 このため、鉄道趣味的観点から「鉾田ネバーギブアップかしてつ」の計画に参加していた有志3名の出資によって当面の車両の保護(購入)と、留置場所・駅舎再建場所の確保(賃貸)を図ることとしました。

 当会(鉾田駅保存会)と「鉾田ネバーギブアップかしてつ」との間に金銭的関係はありません。

★追記

 「鉾田ネバーギブアップかしてつ」が、当面の公的な活動を縮小することになったため、昨年6月からのイベントの収益金(グッズ販売益等募金によらないもの)について、会員の賛成多数をもって、本会に全額預託されることになりました。

 「鉾田ネバーギブアップかしてつ」として実施してきたイベントの主旨に鑑み、この収益金については、車両の保守などの車両保存経費に対しては、当面の間使用しないものとします。

 使用する場合は、「鉾田ネバーギブアップかしてつ」の目指してきた、鉾田駅跡地の交通公園化に資する用途に限定するものとし、当面はこの収益金についてはプールするものとします。

 「鉾田ネバーギブアップかしてつ」の活動が再び金銭を必要とする段階になった場合には、その時点での残額を返却することとします。

 「鉾田ネバーギブアップかしてつ」から預託のあった金額は、受託時の総額で72,981円です

★追記(2009−03−02)

  2009年2月28日の「鉾田ネバーギブアップかしてつ」との会合において、鉾田駅保存会は2010年2月以降鉾田駅跡地を使用できなくなるため、鉾田駅跡地の交通公園化の資金として預託を受けていた「鉾田ネバーギブアップかしてつ」のイベント収益金について今後の運用について打ち合わせを行いました。 

  打ち合わせの結果、預託金については、「鉾田ネバーギブアップかしてつ」からは会員の賛成多数をもって、『預託した収益金は2009年1月31日までの鉾田駅保存会の鉾田駅跡地での諸活動に全額が充当されたものとみなす。』との暖かいお申し出をいただきました。

  当会の会計上、「鉾田ネバーギブアップかしてつ」からの預託金は車両の塗料購入費、燃料代、イベント保険費用等に充当したものとし、2009年1月31日時点での残額を0円として扱うものと致しました。

記:2008年2月1日

追記:2008年5月1日

追記:2009年3月2日

「鉾田ネバーギブアップかしてつ」のホームページ